環境や生物への影響
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環境中での残留性
自然環境下で非常に分解されにくいため、一度環境中に排出されると、長期間にわたって土壌や地下水に残留し続けます。
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生物への蓄積性
人間や動物の体内に取り込まれると、蓄積されやすい性質があり、一部のPFASについては健康への影響が指摘されています。
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広範囲な拡散性
水に溶けやすく、地下水を通じて広範囲に拡散する特性があるため、汚染源から離れた場所でも検出されることがあります。
国内における“特定PFAS”
現在、日本においては、土壌汚染対策法上の「特定有害物質」には指定されていませんが、国は「PFOS」「PFOA」の2物質について、地下水等の水質に関する指針値(50ナノグラム/リットル)を設定し、モニタリングや対策の検討を進めています。
地方自治体によっては、独自の調査や情報公開を強化しているところもあります。
将来的には水質汚濁防止法の規制対象となる
可能性がある
今後、PFASに関する規制は強化されていく方向にあり、企業としては、自社敷地や過去の事業活動がPFAS汚染の原因となっていないか、また周辺地域のPFAS汚染リスクにどう対応すべきか、といった課題に直面する可能性があります。